4/7更新 Alexandraのワークショップも開催決定しました!
4/11(火)東京・平和島 18:30〜
Moana'ura & Alexandra
Ori Tahiti Workshop
Moana'uraが4年ぶり、待望の来日。
Heiva I TahitiやHura Tapairuで審査員長を務め、数々のダンスグループをプロデュースしてきた、オリタヒチ界で最高権威の1人と言える存在。
その彼にアシスタントとして選ばれ共に来日するのは、Hei Tahitiのリードダンサーを務めるタヒチトップクラスのダンサーAlexandra。
贅沢としか言いようがないこの2人が、普通のワークショップとはひと味違う世界観を作り出します。
メニュー
【開催日・開催地】
*4/4、4/5の開催内容が入れ替わりましたのでご注意ください(3/10付で変更)
◆4/4(火)東京
ベーシックワークショップ "HURA HOU"
会場:Manohiva Japanスタジオ(大森駅徒歩8分、大森海岸駅徒歩2分)
◆4/5(水)東京
1-day ワークショップ "HIEMATE'OA"
会場:Manohiva Japanスタジオ(大森駅徒歩8分、大森海岸駅徒歩2分)
◆4/8(土)東京
1-day ワークショップ "HIEMATE'OA"
会場:Manohiva Japanスタジオ(大森駅徒歩8分、大森海岸駅徒歩2分)
◆4/9(日)東京
ベーシックワークショップ "HURA HOU"
会場:TCE大森スタジオ1階(大森駅徒歩12分、大森海岸駅徒歩6分)
*スクールワークショップも募集しております。詳細はこちらをご覧ください。
日本でのワークショップの新しい章へようこそ。
今回は、普遍的なテーマで ある「愛」をポリネシアのシンボルとともに取り上げていきます。
また、ピナイナイの公演を通して数年に渡り一緒に仕事をしている、アレク サンドラ・オルマン-メルヴィンが今回はアシストを務めてくれることになりまし た。アレクサンドラにとっては初めての日本です。日本のダンサーの皆さんにお会 い出来ること、日本の文化に触れられることをとても楽しみにしています。
第3章となる今回のワークショップは「ヒエマテオア- 喜び または 幸せ」 についてです。コロナ禍で皆さん誰もがロックダウンを経験し、幸せや自由とは何 かと疑問を持ったことと思います。ですので、今回のワークショップでは、文化的な見解から、喜びと幸せについて話してみたいと思います。
Moana'ura Tehei'ura
Moana'uraがコロナ禍でオリタヒチへの思いを語ったインタビューはこちらをご覧ください。
●1-day ワークショップ "HIEMATE'OA"
*技術的なワーク
ファアラプとそのバリエーション、ティフェネ
速い動きのコンビネーション:トゥアネイ/オペ、タマウピティ/ ファアラプ など
*芸術的なワーク
踊っている時の声のコントロール、グループ相乗効果
〈タイムテーブル〉
10:00–10:20 あいさつに続き、プログラム内容の説明
10:20–10:30 ストレッチとウォームアップ
10:30–12:00 体力的、技術的なトレーニング
12:00–13:00 オテア《ヒエマテオア》の習得
13:00–14:00 ランチ休憩
14:00–14:30 私たちの文化の中の「幸せ」の定義について
14:30–15:45 アパリマの習得– 振り付けとフォーメーション
15:45–16:00 オリタヒチにおける「喜び」の様々な口頭表現
16:00–16:45 芸術表現の体験
16:45–17:30 まとめと終わりのことば
-ワークショップ参加の方は、紫かピンクのパレオを着用ください。
-床での練習をしやすくするため、パレオの下には肌色の短いウェアを着用しても構いません。
-ワークショップ中の写真、ビデオ撮影はご遠慮ください。
-メモ帳、筆記用具をお持ちください。
-ワークショップ参加者以外の入場はお断りします。
〈料金〉
半日チケット ¥33,000税込〜
●ベーシックワークショップ "HURA HOU"
ベーシック&テクニックをトレーニングします。1日2クラス開催。
◆4/4(火)
10:30-12:30 #1 Faarapu & バリエーション
13:00-15:00 #2 Tifene
◆4/9(日)
12:00-14:00 #1 Faarapu & バリエーション
14:30-16:30 #2 Tifene
〈料金〉
1クラス(2時間) ¥22,000円税込
●スクールワークショップ
お客様のスクールに講師の2人が赴き、アパリマ(独占的な振付)を1曲習います。 *Ote’aやベーシックご希望の方はご相談ください。
開催条件:11,000円(税込)x20名
人数が20名に満たない場合は要相談
*1-dayワークショップを、スクール内やお知り合い同士のグループで開催する事も日程次第で可能です。
〈募集スケジュール〉
4/4(火)18時以降
4/6(木)終日
4/7(金)終日
4/9(日)18時以降
【お申し込み】
コロナ禍で日本や台湾のダンサーの皆様にいただいた質問に、Moana’uraが答えました。
Q. ファーラップはお腹?脚でこぐ?もしくは他の部位?なにが大切また優先ですか??
A.まず、ファアラプとペイペイの違いをしっかりと理解して下さい。ファアラプは主にお腹で行いますが、ペイペイはお腹ではなく、お尻の部分だけを使って行います。
ファアラプの動きは、脚の動き、膝でこぐ動き、お腹の部分を折り込む動きの全てが要求されます。動きの幅、速さを習得するためには、練習あるのみです。
Q. 高速ファアラプのやり方、練習方法
A. 秘訣は残念ながらありません。毎日の練習が一番です。
部屋の中で、お風呂で、キッチンで、居間でと、とにかくどこでもあらゆる音楽に合わせて練習しましょう。
Q. 今日、世界中でたくさんのオリタヒチのグループがタヒチ文化とダンスの技術をその国で広めています。外国人がオリタヒチを広めるに当たってアドバイスや気をつけることはありますか?
A. タヒチアンによるオリタヒチがやはり一番です。なぜなら、オリタヒチはダンスだけでなく、その文化、生き様、そして土地、空などの自然の要素との関係性、それら全てを含めたものだからです。オリタヒチは、言葉と同じで、動きに合わせた感動を伝えなければなりません。
Q. 日本で好きな場所はどこですか?
A. 日本の食べ物は、どんなお料理も味わい豊かで、繊細だから大好きです。今まで訪れた場所でとても心に残っている場所は広島です。原爆資料館の展示はとてもリアルで、見終わった時、深い感情でいっぱいになりました。
Q. 今まで日本でワークショップをやってきて日本人ダンサーについてどう思いますか
A. 日本の国民性がそうであるように、 本来はそれほど社交的ではないはずですが、タヒチアンダンスを踊ることで、それが自分自身の発見につながり、さらには感情をオープンに表現することが出来るようになるのではないかと思います 。
私たちのワークショップに初回から参加して下さった何人かの生徒さんの上達には目を見張るものがあります。また生徒さんの中には、鏡に映る自分自身の姿と向き合って、その女性らしい動きを自分なりに表現しようと努力している人も見られます。
Q. タヒチアンダンスが世界的に広まってきたことと、それに伴う進化や現代的に変化していくことをどうお考えですか?
A. 私は、タヒチアンダンスが世界的に広く知られるようになったことに対して、とても誇りに思います。特に人口270,000人ほどの太平洋のほんの小さな島々であることを考えると余計にそう思います。私たちの文化の本質は、異なる世界観を提供することを可能にしていると確信しています。だからこそ、好かれるのだと思います。タヒチアンダンスは世界の他の文化が忘れてしまった普遍的な価値観を伝えるものだからです。
私たちのダンスの進化、新しさへの変化に対しては、タヒチアン自身が責任を持たなければなりません。私が言いたいのは、私たちが唯一その変化に対する判断をするべきであり、外国人は、敬意を払って、自分たちの判断で進化させようとはしないことが大事だと思っています。ここタヒチでは、ダンスが進化していくことについては何度も自問自答し、タヒチアン自身が間違った方向へ行くことがないようにしているのです。